MDM(Misdo Digital Museum)の更新が11月20日から休止していましたが、本日より再開致しました。
で、休止中多忙で気づいていなかったのですが、どうやらミスドが再拡大するとのニュースがあったようです。
4年前に1000店舗台から900店舗台になったミスド。しかしそこから閉店ラッシュは止まり、2021年3月~2022年3月にかけては久しぶりに増加に転じました。ずーっと減少傾向で「大量閉店」とも言われていたのですが、やっと取り戻したといったところです。
主要因としては昨今テイクアウト需要が増加していること、また「misdo meets」でのコラボが好調などといったことが挙げられます。
その一方で、新規出店の店舗形態にも変化がありました。
ロードサイド店でテイクアウト専用、でもドライブスルー併設
まさに記事を公開した今日、開業した「岐阜垂井町」ショップ。
このショップは少し変わっていて、ショップ情報の「ショップからのお知らせ」には
※当店は、ドーナツお持ち帰り専用ショップです。
とありつつも、
※ドライブスルー併設のショップです。
と掲載されており、一瞬「?」と思うのですが、このショップ、ロードサイド店(路面店)でありながら、店内で飲食をすることはできません。しかしテイクアウトには特化しており、ドライブスルーが併設されている、おそらく史上初(?)だと思われるショップです。
増えているドライブスルー併設店
実は最近、ドライブスルーを併設するミスドが増えています。
その皮切りとなったのが、大阪府堺市にある「堺三国ヶ丘」ショップ。
このショップはイートインも充実しており、貴重なピザの取り扱いもあるショップで、ドライブスルーも併設されています。
そして、「松井山手」ショップとその後開業した「東近江八日市」ショップ。
この二店舗は元・モスバーガーで、どちらもモスバーガーの跡地に開業しました。モスバーガー時代で使用されていたドライブスルーの設備がそのまま活かされています。
それまで「今福鶴見」「大垣」「南栄」の3店舗にしか存在しなかったドライブスルー併設店が、ここ2~3年で増え始めています。
テイクアウト需要の拡大が主要因か
マクドナルドやケンタッキーなどといったドライブスルー店舗の多い他チェーン店と比べ、圧倒的に店舗数が少なかったことから「絶滅危惧種」とまで言われていたミスドのドライブスルー併設店。
ドライブスルー併設店が増えてきている背景には、やはり先述した通りテイクアウト需要が拡大していることが大きな要因にありそうです。
需要に合わせた新規展開へ
この他、都市部では需要に合わせた小規模のテイクアウト専用店舗を展開していくとのことで、以前展開していた「mister dount togo」の再来とも言えますが、こちらは全店舗が閉店・業態転換し消滅したので、おそらく通常店舗と同じように展開していくと思われます。